ECB明けの欧州通貨の方向性に注目か

ECB明けの欧州通貨の方向性に注目か

ECB明けの欧州通貨の方向性に注目か

2021.06.11

本日のポイント
  1. 米・ミシガン大消費者信頼感指数
  2. 英・鉱工業生産

昨日は、米国市場でS&P500が最高値を更新し、先日比プラス0.47%の4,239ポイントで終了した。米10年債利回りは、昨日の米消費者物価指数発表直後に急上昇したものの、その後落ち着きを取り戻し、1.43%台へと下落している。原油WTIは69.8ドル台の横ばい推移で、ゴールドは昨日の米国時間から急伸し、現在は1,900ドル台に乗せている。

為替市場は、全体的に小動きとなっており、各国中央銀行の金融緩和出口戦略を伺う値動きとなっている。昨日の欧・ECB政策金利発表では、夏季の債券購入規模についてメンバー内で意見が分かれたものの、ユーロ圏の経済成長見通しは、4.6%へと引き上げられた。ユーロ円は昨日の下落から半値まで回復し、現在は133.4付近となっている。

本日の指標は、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支と、欧州時間の16:00にトルコ・鉱工業生産、17:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・カンリフBOE副総裁の発言、英・ラムスデンBOE副総裁の発言、さらに21:30に加・第1四半期設備稼働率、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が発表予定だ。来週の米FOMCを控え、欧米通貨の値動きに変化が出るのか、慎重に静観したい。

瀬名 宏一

著者:瀬名 宏一

海外FX歴15年の現役トレーダー。米大手銀行、外資系大手証券会社での為替ディーラー業務を経て、現在は、プロトレーダーとして活動。これまでの経験を活かして、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析をはじめとしたFX投資の研究を続け、独自の戦略を構築、勝率を上げる。スイングトレードとスキャルピングが主なトレードスタイル。

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