下落基調の米ドルは回復なるか

下落基調の米ドルは回復なるか

下落基調の米ドルは回復なるか

2021.07.30

本日のポイント
  1. 米・個人所得
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

昨日の株式市場は、欧州市場・米国市場ともに株価が上昇し、株高・金利高・原油高のリスクオンムードとなった。株価上昇に伴い恐怖指数(VIX)は17.7まで下落。原油WTIは73.3まで回復している。ゴールドも上昇基調が鮮明となり、1,828ドル台での推移だ。昨日発表された米7月実質GDPは0.6%の予想に対し0.9%となり、米国の7割を占める個人消費の強さが伺える形となった。

米10年債利回りは小幅上昇しているが、米ドルの上値が重い展開が続いている。米ドル円は本日のアジア時間で109.3まで下落した。しかしながら、米ドル円週足で200SMAが109.06付近に構えているため、この付近がサポートとして機能するのか、他通貨と比較しながら慎重に判断したいところだ。

本日は、アジア時間の15:45に仏・消費者物価指数(速報値)と、欧州時間の16:00にスイス・KOF先行指数とトルコ・貿易収支、17:00に独・第2四半期GDP、18:00に欧・第2四半期GDPと欧・消費者物価指数と、米国時間の21:30に加・GDP、加・鉱工業生産、米・個人所得、PCEコア・デフレーター、22:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。FOMC後から下落している米ドルの流れが継続するのか、慎重に見極めたい。

瀬名 宏一

著者:瀬名 宏一

海外FX歴15年の現役トレーダー。米大手銀行、外資系大手証券会社での為替ディーラー業務を経て、現在は、プロトレーダーとして活動。これまでの経験を活かして、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析をはじめとしたFX投資の研究を続け、独自の戦略を構築、勝率を上げる。スイングトレードとスキャルピングが主なトレードスタイル。

相場レポート 記事一覧

  1. 2021.10.27 New 高値圏での米ドルの方向性に注意か
  2. 2021.10.26 New ユーロの上値の重たさに注意か
  3. 2021.10.25 New 円安一服から方向性の変化が出るか
  4. 2021.10.22 New 各国PMI(速報値)の発表結果に注目か
  5. 2021.10.21 New 上昇一服の米ドルの方向性に注目か
  6. 2021.10.20 上昇継続の米ドルに対しユーロの反発は入るか
  7. 2021.10.19 持ち堪えたユーロ米ドルの方向性に注目か
  8. 2021.10.18 弱含んでいる円は反転できるのか
  9. 2021.10.15 反発上昇しているユーロ米ドルは直近高値更新できるか
  10. 2021.10.14 反発しだしたユーロ米ドルの方向性に注意か