独・製造業PMIが前回値の47.1を上回るのか注目か
2023.01.24
本日のポイント
- スイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言
- 独・製造業/サービス業PMI
前日は、欧州市場・米国市場で株価がともに2日続伸となり、ダウ平均は前日比プラス0.76%の33,629ドルで終了した。FRBが今春にも利上げ停止を行う可能性があると、ウォールストリート・ジャーナルの記事に市場が反応し、株式市場に買いが入った。米10年債利回りは、3.51%まで小幅に上昇している。
為替市場は、昨日見られた円安傾向から一転、本日のアジア時間では日本円が買い戻される値動きとなっている。昨日約1.6円上昇したユーロ円は、142.074から141.574まで約50pips反落。時間足20MAを下回っている。上位足の日足では、トリプルボトムを形成しながらも日足75MAに上値を抑えられ反落しているため、本日のPMI発表によりユーロが日本円に抑え込まれるのか、方向性を注視したい。
本日は、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、18:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:30にスイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言、27:00に米・2年債入札が控えている。独・PMIが前回値からどの程度乖離するのか、しっかりと注視したい。
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